2014-2015 Ski 試乗会 (尾瀬岩鞍)
使用中のオガサカが2シーズン目にして早くもペニャサカになってきた。
あれたバーンだとトップがグニャリと曲がってしまう...
マジで新しい板を買おうかな。
今回もいつものようにOGASAKAメインで試乗してきました。
オートマチック性能に優れたOGASAKA以外のメーカーの方が楽に滑れることが多いけど、
俺はOGASAKAのフィーリングが好きなんです。
【試乗板】
①OGASAKA UNITY U-AS/1 プレートなし
②OGASAKA KEO'S KS-RS + FM-600
③OGASAKA TC-SZ + RC-600FL
④STÖCKLI LASER SC
⑤SALOMON X-KART MAX + Z12 SPEED
⑥BLiZZARD SCS RACING SUSPENSION
①OGASAKA UNITY U-AS/1 プレートなし
いきなり大本命の登場です。
いつも気になってしょうがないくせに一度も乗る機会がなかったUNITY。
UNITYを使ってる人って、落ち着いた雰囲気で性格が良さそうで・・・
板よりも人に憧れる。意味不明ですが、そんな不思議な板という印象です。
とにかく雪面のくいつきが半端ない。
独特のネオフレックスエッジがギュリギュリという不思議なエッジ音をたてながら雪面をとらえる。
ターン後半からの抜けが特によく、緩斜面でも気持ち良く加速する。
久しぶりに滑る楽しさを思い出しました。
このモデルは大幅な見直しがあったとかで、サイドカーブが今までのモデルとだいぶ変わっています。
今まではどちらかというと細身な感じだったが、このモデルは全体的に少し太くなっている。
165cmの板でセンターが75(118/75/102)だから、よりオールラウンドに使えるようになった感じです。
後述するKEO'Sよりはキビキビ感はありませんが、
今までのKEO'Sユーザも取り込んでしまいそうな素晴らしい出来です。
②OGASAKA KEO'S KS-RS + FM-600
これぞオールラウンド。
非の打ちどころのない完成度。
何をするにも完璧すぎて逆に面白みがないかもしれない。
全てが高次元にあり、粗を探そうにも滑りという観点では特に何も見当たらない。
あとちょっと軽いと嬉しいかなというくらいか。
③OGASAKA TC-SZ + RC-600FL
今年モデルよりも硬さを感じた。
更に大回りにも対応した感があるのと同時にボコボコした深雪に弱くなった感じがする。
ただこれは乗った板が165cmだったこともあるかもしれない。
170cmだったら全く別の印象がします。
小回りターンは絶好調で、高速域で小回りターンを続けても全く疲れない。
小回り系の走り屋さんにはたまらない板でしょう。
④STÖCKLI LASER SC
確かな安定感があり、1ターン1ターンきっちりこなす。
その分やや鈍重な印象がぬぐえない
後から聞いたのだが、テイル部分にゴムのなんかが入っていて、
わざと抜けを悪くしているとかなんとか。
オールラウンドモデルの中ではどちらかというとアイスバーンをガツガツ滑るのに適している気がします。
ただコブとの相性は悪そうです。
⑤SALOMON X-KART MAX + Z12 SPEED
板の重さが絶妙です。
軽い割には安定感があり、ある程度の重さがある割にはすこぶる軽快。
これがロッカーの進化なのだろうか。
ただ少々トップが柔らかいので、悪雪時の高速滑走にやや難ありかもしれない。
それを補って余るほどの軽快感があるので、中級コースをご機嫌に滑るのには最高です。
邪魔だ、どけごるぁ~、殺すぞー。って滑る人にはちょっとどぉかな~。。。
⑥BLiZZARD SCS RACING SUSPENSION
いや~、いいですこれ。
カーボン使用で少々軽めながらも安定感がありどんな滑りにも確実に対応してくれる。
操作性、抜けもよくとにかく気持ちがいい。
特にたわんだ後の小気味よいレスポンスが絶妙。
滑っているだけでウキウキしてくる。
ここ数年毎年試乗会に参加しているけど、
この板が今まで経験したどの板よりもいい板な気がした。
1度試しただけの感想ですが・・・
これ、ちょっと欲しいです。
でもデザインが好みじゃない。。。(泣)
結果、とりあえずUNITY AS/1の見積もりを出してもらいました。
でも今でもBLiZZARDもいいなぁ~って思っています。
今回はATOMICのBluestarに乗る時間がなかったので、
今シーズンもう1回くらい試乗会に参加したい。
UNITYにももう1回乗りたいし。
どこかでやってないかな~。