2012-2013 Ski 試乗会 (白馬八方尾根)
その技術選との共催でICIが試乗会を開催していた。
必要なものはIDと1,000円だけ。
それだけで色んなスキーが乗り放題っていうわけです。
いっぱいあるけど、スキー見ただけじゃどんな板なのか分からない。
スタッフさんが説明はしてくれるんだけど、正直よく分からん。
なので適当に選んでみることにした。
まずはROSSIGNOLのDemo α13というロッカーを採用したやつ。
物凄い柔らかい板。
乗った感じもグニャグニャです。
さすがにロッカーだけあって、どんな斜面でもそれなりに勝手に滑っていってくれます。
ただ一度暴れると手がつけられなくなるジャジャ馬なスキー板でした。
俺の好みではありません。
次に選んだのは、前から気になっていたOGASAKA。
TC-SVというサイドカーブがややきつめの小回り系の板。
これは実に滑りやすい。
今使っているNORDICAのHOTROD OVERDRIVEと特性が似ていて、
全く違和感なく滑ることができた。
ただ、小回り系なので加重するとギュルンと板が回ってしまう。
中~大回りをするのに苦労しそうですが、総合的には非常に乗りやすい板でした。
続いてVolklのRTM80というロッカースキー。
基本的に滑りやすいんだけど、170cmという長さはやっぱり俺にはちょっと長い。
テールが長いんで、やや後ろがひっかかる感じがした。
同じロッカーでも最初に乗ったロシとは全然特性が違った。
Volklの方は剛性があり、非常に滑りやすい板に仕上がっている気がする。
最後はHEADのi.speed。
これは非常に重たい板。
今までの3本はどれもオールマウンテン系。
だけど、このi.speedはレース系。
だから重たくて固い。
初めてこういう板に乗ったけど、思ったより使いやすい。
というのも、不整地だろうが悪雪だろうがびくともせず、
我関せず!!的に突き進むことができる。
春スキーにはもってこいの板でした。
でも持ち運ぶのに重いのは嫌だなぁ。
試乗会という限られた時間の中で滑らなきゃいけない場合、
白馬八方というスキー場は凄く適しているような気がする。
板をチョイスしたら速攻で上へ上へと登っていく。
そこから一気に滑ることで、パウダー、圧雪、コブ、悪雪、急斜面等、
色んなコンディションで試すことができる。
他のスキー場だとこうはいかないもんね。
まぁ、結論としてはどの板もほとんど問題なく滑れるということ。
道具の進歩は本当に素晴らしいもんで、
ほんの数年前の俺の板がしっかりと時代遅れに感じられる。
今まで滑ったときの感覚が狂うのが嫌で、なかなか購入に踏み切れなかったけど、
これだけ違和感なく滑れるなら、気軽にスキー板を買い換えれるというものです。
何はともあれ、ビンディングがグラグラしてきたから本気で購入を検討せねば。